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夕日に照らされた紅葉の山々を描くイラスト
AI生成のイメージ画像Image d’illustration générée par IA
歌で学ぶ

紅葉(もみじ)|歌詞・背景・ことばを日仏で学ぶ

秋の山と、水に浮かぶ赤や黄色の葉を描く「もみじ」。ふりがな付きの歌詞、フランス語訳、ことばと文法の解説で、日本の秋を味わいましょう。

編集:EMA

確認日時: · 出典:JAPANITIES

動画|NAOCOの歌で聴く「もみじ」

歌:NAOCO。歌詞・ふりがな・フランス語訳とともにお楽しみください。

背景|どんな歌?

「もみじ」は、高野辰之の作詞、岡野貞一の作曲による日本の唱歌です。1911年、小学校2年生用の唱歌集に掲載されました。「朧月夜」と同じ作詞家・作曲家による作品です。1番では夕日に照らされた山を眺め、2番では谷の流れに浮かぶ葉へと視線が移ります。

題名|「もみじ」と「こうよう」

「紅葉」には「もみじ」と「こうよう」という読み方があります。この歌の題名は「もみじ」です。「こうよう」は葉が赤や黄色に色づくことや、その色づいた葉を表します。「もみじ」は秋に色づいた葉を指すほか、楓の木や葉を指すこともあります。歌では、楓だけでなく蔦も登場します。

歌詞|1番

一部の表記を読みやすくしています。フランス語は内容を理解するためのJAPANITIES独自訳で、歌唱用の訳詞ではありません。

  • 秋の夕日に 照る山紅葉
  • 濃いも薄いも 数ある中に
  • 松をいろどる 楓や蔦は
  • 山のふもとの 裾模様

解説|山を着物に見立てる

「濃い」「薄い」は葉の色の濃淡を表します。緑を残す松と、赤や黄色に色づく楓や蔦が、山のふもとを飾っています。「裾」は衣服の下の端、「裾模様」はその部分を飾る模様です。山全体を大きな着物に、そのふもとの紅葉を裾の模様に見立てると、歌の景色を想像しやすくなります。

歌詞|2番

山から水辺へ。散った葉が離れたり近づいたりして、水面に色の模様を作ります。

  • 渓の流れに 散り浮く紅葉
  • 波にゆられて 離れて寄って
  • 赤や黄色の 色さまざまに
  • 水の上にも 織る錦

解説|水の上に織られる錦

紅葉の葉が浮かぶ秋の小川 / Feuilles d’automne sur un ruisseau

「渓」は山の間の谷。「散り浮く」は、散った葉が水に浮く様子です。「離れて寄って」は、水の動きに合わせて葉が遠ざかり、また近づくこと。「錦」は、色とりどりの糸で美しい模様を織り出した織物です。ここでは赤や黄色の葉を糸に、水面を布にたとえています。実際に布を織るのではなく、葉の動きが華やかな模様を作るという比喩です。

読み比べ|「朧月夜」との共通点

「朧月夜」は春の夕暮れから月夜へ、「もみじ」は秋の山から水面へと景色が移ります。どちらも、身近な自然を丁寧に見つめる歌です。「もみじ」では、1番の「裾模様」と2番の「錦」という衣服や織物のことばに注目してみましょう。二つの景色が、美しい布のイメージでつながります。

楽しみ方|色と動きを探す

まず歌詞をゆっくり読み、1番では色を表すことば、2番では動きを表すことばを探しましょう。下線のある単語を押すと意味が開きます。覚えたい単語はお気に入りに入れて復習できます。下の文法欄では、日本語の文法をフランス語で、フランス語の文法を日本語で解説します。

LANGUAGE NOTES

文法を学ぶ / Grammaire

日本語で解説

フランス語の文法

本文の例文から、文の形と使い方を学びましょう。

01一方は…もう一方は…
文の形

les unes + adjectif, les autres + adjectif

本文の例文
Parmi leurs innombrables teintes, les unes profondes, les autres pâles,
ポイント

les unes と les autres は女性複数名詞 teintes(色合い)を受けます。「濃いものも、淡いものも」と集団の中の違いを並べています。

02名詞を説明する qui
文の形

名詞 + qui + 動詞

本文の例文
les érables et les lianes qui parent les pins
ポイント

qui は直前の les érables et les lianes を受け、parent の主語になります。parent はここでは名詞「親」ではなく、動詞 parer(飾る)の現在形・三人称複数です。

03近づく・遠ざかる代名動詞
文の形

se + 動詞

本文の例文
Bercées par les vagues, elles s’éloignent puis se rapprochent.
ポイント

s’éloigner(遠ざかる)と se rapprocher(近づく)は代名動詞です。elles は feuilles(葉)を受けています。se は母音の前で s’ になります。

04過去分詞の性数一致
文の形

過去分詞 + 補語

本文の例文
Bercées par les vagues, elles s’éloignent puis se rapprochent.
ポイント

Bercées は bercer(揺らす)の過去分詞で、女性複数の feuilles に合わせて -es が付きます。「波に揺られながら」という葉の状態を説明しています。

Explications en français

Grammaire japonaise

Comprenez la structure et l’usage à partir du texte.

01Réunir deux éléments avec も…も
Structure

Aも Bも

Dans l’article
濃いも薄いも 数ある中に
À retenir

も répété réunit deux éléments : les teintes foncées aussi bien que les pâles. Les adjectifs sont employés de façon elliptique : on comprend « celles qui sont foncées, celles qui sont pâles ».

02Énumérer avec や
Structure

Aや B

Dans l’article
松をいろどる 楓や蔦は
À retenir

や relie des exemples, sans présenter une liste exhaustive. 楓や蔦 signifie les érables et les lianes, entre autres. は indique ensuite le thème dont on parle.

03Relier les mouvements avec la forme en て
Structure

動詞て + 動詞て

Dans l’article
波にゆられて 離れて寄って
À retenir

離れて est la forme en te de 離れる, et 寄って celle de 寄る. Elles relient ici deux mouvements : s’éloigner puis se rapprocher. Le contexte suggère leur répétition.

04Ajouter « aussi » avec にも
Structure

場所 + にも

Dans l’article
水の上にも 織る錦
À retenir

に situe la scène et も ajoute « aussi ». Après les couleurs de la montagne, le chant retrouve cette richesse de couleurs sur l’eau également.

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