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名前のルール|パスポートの綴り・姓と名の書き方・結婚後の姓
日本人の名前をフランスの書類に書くときの基本をまとめました。パスポートのローマ字(ヘボン式)、姓と名の書き方、外国人と結婚したときの姓の扱いを、公式の案内にもとづいて説明します。
編集:EMA
確認日時: · 出典:外務省・在フランス日本国大使館
最初に:パスポートの綴りが基準
- 日本のパスポートのローマ字は、ヘボン式です。外務省の「ヘボン式ローマ字綴方表」にしたがいます。
- 長音のO・Uは、綴りに入れません。例:大野(おおの)は ONO、と書きます。
- 「OH」などのヘボン式と違う綴りは、例外です。希望する場合は、事前に相談し、その綴りが実際に使われている書類(出生証明書、婚姻証明書、家族の外国旅券など)を求められることがあります。
- 一度発給されたパスポートのローマ字は、特に必要と認められる場合を除き、原則として変更できません。
- だから、ビザ、銀行、保険、住居の契約など、フランスで使うすべての書類の綴りを、パスポートに合わせるのが基本です。
姓と名の書き方
- 在フランス日本国大使館の申請書は、氏名をローマ字で記入する形式で、「Nom(姓)」と「Prénom(名)」を分けて書く欄があります。
- フランスの書類でも、姓と名の欄が分かれていることがほとんどです。姓を大文字で書く習慣があります。
- フランスの領事機関の資料には、書類のあいだで氏名が同じ表記であることを求めるものがあります。書類ごとに綴りが変わらないよう、最初に書いた綴りを、写して使うのが安全です。
結婚したときの姓
在フランス日本国大使館の案内の要約です。
- 日本人が外国人と結婚しても、日本の戸籍上の氏は変わりません。外国人配偶者の氏に変えたいときは、結婚後6か月以内に届け出る方法があります。
- フランスでは、結婚後も旧姓(生まれたときの姓)を使い続ける習慣が一般的です。戸籍上の氏を変えると、滞在許可の申請などで、姓が変わった理由を説明する手間が出ることがあります。
- 氏が変わらなければ、パスポートはそのまま使えます。希望すれば、パスポートに、配偶者の氏を括弧書きで添えられます。
日本語の書類をフランスで使うとき
- 戸籍や婚姻の書類など、日本語の書類は、フランスの役所から、フランス語の翻訳(宣誓翻訳者=traducteur assermentéによるもの)を求められることがあります。
- 翻訳では、姓名の綴りが、パスポートと同じになるように、翻訳者に伝えます。
- 必要な翻訳や、公的な認証(アポスティーユなど)は、提出先によって違います。窓口で、必要な形を先に確認してください。
確認した日と、ご注意
2026年11月4日に、外務省のパスポートの案内(ヘボン式・Q&A)と、在フランス日本国大使館の案内の要約で確認しました。パスポートの綴りの扱いは、発給の時期や状況で変わることがあります。この記事では、フランスの戸籍・姓の法律の細かい点(通称の姓など)は確認していません。手続きの前に、窓口か公式ページで確認してください。