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ペットを日本からフランスへ連れてくる|条件・提出書類・到着後の手続き

日本から犬や猫を連れてフランスへ入るときの条件、必要な書類、日本側の輸出検査、到着後のI-CAD登録を、フランス農業省の通知(2026年4月更新)などにもとづいてまとめました。

編集:EMA

確認日時: · 出典:フランス農業省(DGAL)の通知・service-public.gouv.fr・動物検疫所

最初に:全体の流れ

順番すること
①マイクロチップを入れる(ワクチンの前に)
②狂犬病ワクチンを接種する
③日本の動物検疫所で輸出検査を受け、輸出検疫証明書をもらう(検査日の14日前までに申請)
④出発の10日以内に出された衛生証明書と、ワクチンの証明を持って、フランスに入る
⑤到着から7日以内に、I-CADに登録する

フランスに入るための条件

フランス農業省(DGAL)の通知(2026年4月22日更新)にもとづきます。人が連れていく、商業目的でない動物の場合です。

  • 数:1人(所有者または委任された人)あたり、全部の動物で5頭まで。それを超えると商業扱いになり、別の手続きが必要です。
  • 識別:マイクロチップ(皮下に入れる)。ワクチンは、必ずマイクロチップを入れたあとに接種したものだけが有効です。入れ墨は、2011年7月3日より前に入れたものを証明できる場合に限られます。
  • 狂犬病のワクチン:有効期間内であること。生後12週以上で接種し、基礎接種が終わってから21日以上たっていること(証明書の文言)。service-publicには、動物の年齢は15週以上、とあります。12週未満の動物の免除はありません。
  • 抗体検査(titrage):日本は、抗体検査が免除される国の一覧(EU規則2026/636)に入っています。日本から直接入る場合、抗体検査は不要です。ほかの国を通って入る場合は、通過した国によって条件が変わります(通過中に狂犬病にかかりやすい動物と接触していない、という宣言書が必要になることがあります)。
  • 衛生証明書:輸出国の公的な獣医師が発行(または承認)した、原本の衛生証明書。発行から最長10日間有効で、入国の書類・識別の確認を終えると無効になります。
  • 証明書の様式:EU規則577/2013の附属書IVの様式は、2026年10月1日より前に発行されたものなら、2027年3月31日まで有効とされています。それ以降は、新しい規則の様式です。出発前に、最新の様式を獣医師に確認してください。
  • 禁止:第1種の攻撃犬は、フランスへの入国が全面的に禁止されています。

日本側:輸出検査(動物検疫所)

日本の動物検疫所の案内にもとづきます。EU(フランスなど)へ行く犬や猫は、家畜防疫官(獣医師)による輸出検査を受けます。

  • 申請:輸出検査は予約制で、検査を希望する日(輸出日)の14日前までに申請します。電話の予約はできません。NACCSでの申請が推奨されています。使えないときは、「輸出検査申請書」をメールで出します。
  • 必要な書類の例:開業獣医師が出すマイクロチップ装着証明書、狂犬病予防注射証明書。渡航先の条件で、狂犬病の抗体検査の結果が必要な場合もあります(EUの場合の要否は、上の「抗体検査」の項を確認してください)。
  • 検査の当日:書類の原本、写真つきの身分証、犬や猫を連れていきます。
  • 合格すると、英文の輸出検疫証明書が出ます。
  • 費用:動物検疫所の輸出検疫そのものは無料です。ワクチン、獣医師の健康診断などの費用は、飼い主が負担します。

フランスに着いたら:I-CADへの登録

  • 到着から7日以内に、I-CAD(国の識別ファイル)に登録します(service-public)。
  • 獣医師が、一時的な識別証明書(有効1か月)を出します。費用は12ユーロ(I-CAD宛の小切手)です。
  • 問題が見つかると、県のDDPP(住民保護の担当)に知らされ、経過観察の期間が命じられることがあります。経過観察のあいだは、ワクチンを接種できません。
  • 正式な識別カードは、経過観察が終わり、有効な狂犬病ワクチンの証明を出したあとに発行されます。

あわせて読む

  • フランスから日本へ連れて帰るとき:「ペットをフランスから日本へ連れて帰る」のページ。
  • 登録後の住所変更や飼い主の変更:「I-CAD」のページ。

確認した日と、ご注意

2026年11月4日に、フランス農業省(DGAL)の通知(2026年4月22日更新)、service-public.gouv.fr、日本の動物検疫所の公式ページで確認しました。条件・様式・手数料は変わります。連れてくる前に、ご自身の獣医師と、動物検疫所の最新の案内で確認してください。

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